「J-POPS」が持つ別の可能性
今考えているのは、ヨーロッパやアメリカポップス・ロックではない、日本のポップスやロックをインドネシアで広めたい。教える機会があれば、これを伝えたい。
なぜなら、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、五輪真弓さんの「心の友」やキロロの「未来へ」が、大学生などを中心に、インドネシアの若者の心に響く歌になっているからです。
そんな歌を、もちろん僕もたくさん作っていきたいですが、彼ら自身で体験する、「J-POPS」が持つ豊かな感受性(地理的な要因から来る)を含む創作体験で、日本風の文化を今まで以上に感じることができます。
精神的に新しく豊かな精神世界を広げることができるからです。
もちろんこの理由だけではありません。古事記が書かれたぐらいからある、日本人が持つ精神性や天皇制ぐらいまで含めれば、日本文化全体を指すことになってしまいますが。(日本人が持つ素晴らしい、世界にも誇れる特有な精神性)
少しだけ解説すると
日本に生まれ育った日本人が体験する「四季から来る精神的豊かさ」が反映されている「J-POPS」。この精神性をインドネシアでは、どうしても実感できないからです。
そこで、このように考えると「J-POPS」が持つ別の可能性が、インドネシアに出てきました。
たとえば、昔から言われている日本の歌には「起承転結」があり、物語があると!
もちろん僕ら製作者側は常にこれを反映させています。
この日本スタイルが好きなアーティストや楽曲プロデューサの方とも、タッグを組んで、さらに日本とインドネシアの素敵なパートナーシップを今まで以上に強くしたいと考えるようになりました。
ここ数年は、有名ロックグループの「J-Rocks 」ともさまざまなコラボレーションを通して、日本での成功を念頭にいつも話し合いを続けています。
つづく
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